犬が元気に走り回ったり、飛び跳ねたりできるのも、丈夫な骨格と発達した筋肉があればこそ、と言えるかもしれません。骨は鉄筋コンクリートと同じような構造をしています。鉄筋に相当する部分はコラーゲンと呼ばれるたんぱく質の網目構造からなり、そこにカルシウムなどのミネラルが付着し、骨の強度が保たれます。成長に合わせて、骨格も大きくなり、大人になると骨の成長も止まったように見えるかもしれませが、実は、おとなになっても、古い骨から、新しい骨に少しずつ置き換わっています。このとき、古い骨を壊す破骨細胞と、新しいコラーゲンを生成する骨芽細胞が、バランスよく働くことで健康な骨が維持されます。
体を動かすときに使う筋肉は骨格筋と呼ばれ、自分の意思で動かすことができます。これ以外にも、消化管や血管の壁にある平滑筋や、規則正しく動き続ける心筋などがあります。これらの筋肉は、骨格筋とは異なり自分の意思で止めたり、動かしたりすることはできません。筋肉の性質は違いがありますが、いずれもたんぱく質で作られています。
たんぱく質は、多数(80個以上)のアミノ酸がつながったものですが、少数のアミノ酸がつながったものはペプチドと呼ばれます。たんぱく質は、アミノ酸の鎖は折れ曲がり、複雑な立体構造をしています。たんぱく質はアレルギーの原因物質になりますが、抗原性と立体構造には関係があります。
動物は食べものに含まれるたんぱく質をアミノ酸に分解して体内に取り込み、そのアミノ酸を体内で結合してたんぱく質を作るという作業を行なっています。たんぱく質が再合成され骨や筋肉だけなく、体の各部分(臓器、皮膚、被毛など)が作られます。なお、古くなったたんぱく質やアミノ酸は、肝臓で分解され、窒素老廃物として腎臓から排泄されます。
代謝で失われる分のたんぱく質を食事から補充しますが、このとき体内で合成さないアミノ酸は必須アミノ酸と呼ばれ、必ず食事から摂取しなければなりません。たんぱく質は、肉・魚・卵などの動物性の食材のほか、大豆やトウモロコシなどの植物性の食材にも含まれます。ペットフードを作るには、アミノ酸バランスも考えながら、これらの原材料をうまく組合せて行きます。このとき、特定の必須アミノ酸が不足するようであれば、アミノ酸単体で添加することもあります。
【犬の必須アミノ酸】
アルギニン
ヒスチジン
ロイシン
イソロイシン
バリン
リジン
メチオニン
フェニルアラニン
スレオニン
トリプトファン
猟犬、牧羊犬、使役犬由来の犬用
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